高市早苗首相は、北朝鮮による日本人拉致被害者の家族と23日に官邸で面会する方向で最終調整に入った。首相就任後直ちに面会することで、早期解決に取り組む姿勢を示す狙いがある。今月下旬に来日するトランプ米大統領と家族の面会が調整されており、首相は家族との関係強化を図る。政府関係者が21日明らかにした。
関係者によると、首相は内閣発足に伴う人事が落ち着き次第、被害者家族と面会する意向を示していた。
拉致問題を巡っては、石破茂前首相が就任前から、東京と平壌に相互の連絡事務所を開設する構想を示し、家族会は「時間稼ぎにしか寄与しない」と反発。石破氏が面会したのは、首相就任から約2週間後だった。
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