カンボジアの拠点で特殊詐欺に関与したとして日本人29人が逮捕された事件で、複数の容疑者が、拠点内にはアジア系外国人ら千人ほどがいたと証言していることが21日、愛知など6県警合同捜査本部への取材で分かった。同本部は、街のような環境がつくられた拠点内部で、各国から集められた人が母国向けの詐欺に従事していた可能性があるとみて調べている。
同本部によると、拠点内にはコンビニや理髪店、診療所など生活に必要な施設があり、主にカンボジア人らが働いていたという。日本人以外の北東アジアからの渡航者とみられる人も生活し、各国で被害が発生している詐欺の拠点となっていた疑いがある。
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