水銀の国際規制を議論する「水銀に関する水俣条約」の第6回締約国会議が11月に開かれるのを前に、水俣病被害者らでつくる市民団体などは21日、熊本県庁で記者会見を開いた。水銀が原因となった水俣病の被害を世界に訴えるため、重い症状で苦しむ患者らの写真展を、会議場のエントランスホールで開くと明らかにした。
世界的写真家の故ユージン・スミスさんの元妻で、共に水俣病の啓発に取り組んできたアイリーン・美緒子・スミスさんらが企画した。水銀に汚染された魚介類などの写真を通じて「水俣病の教訓と被害に立ち向かった勇気を伝えたい」と意気込んだ。
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