ブリヂストンは21日、使用済みタイヤを熱分解し、新たなタイヤの原材料として再利用するための実証プラントの起工式を岐阜県関市で開いた。2027年9月の稼働開始を予定し、二酸化炭素(CO2)の排出削減や安定的な原材料の調達を目指す。
ブリヂストンによると、日本のタイヤの再利用率は99%に上る。ただ、燃料への活用が主流で、再利用時のCO2排出が課題だった。今回の取り組みは、使用済みタイヤから油やタイヤを強くするために使われるカーボンブラックを回収して原材料にする仕組みで、CO2排出抑制が期待できる。
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