【香港共同】中国政府の主導で香港に設立された、国家間の紛争などを解決する「国際調停院」で20日、開業式典が行われた。国境紛争など国家間の争いを国際法に従い解決する役割を担う国際機関には国際司法裁判所(ICJ)があるが、中国は欧米主導の国際秩序に不満を抱いており、設立には発言力強化につなげる狙いがある。
中国の華春瑩外務次官は「グローバル統治システムをどのように改革していくかは時代の任務だ。国際調停院の設立は時代の要望に応えるものだ」と自賛。同院は「既存の国際紛争解決メカニズムを効果的に補完する。より持続可能な方法で国際紛争の平和的な解決を支援する」と訴えた。
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