発がん性が懸念される有機フッ素化合物(PFAS)を巡り、山口県岩国市の市民団体は20日、米軍岩国基地隣接の遊水池から国の指針値を上回るPFASを検出したと発表した。団体は昨年11月と今年5月にも遊水池で指針値を上回ったと発表しており「慢性的な汚染状態にある」とし、県と市に汚染源を特定するため基地内での調査実施を求める方針を示した。
団体は今月初旬に採水し調査。PFASのうち代表物質のPFOAとPFOSの合計値が、国の指針値で1リットルあたり50ナノグラム(ナノは10億分の1)のところ約2・7倍の134・4ナノグラムが検出されたという。
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