日中韓3カ国の協力関係を象徴する単語を選んでもらうキャンペーンのポスター(日中韓三国協力事務局提供・共同)

 日中韓でつくる国際機関「日中韓三国協力事務局」(ソウル)は20日、3カ国の協力関係を象徴する2026年の単語を選んでもらうキャンペーンを始めた。11月20日まで。インターネット上で投票を実施し、選出された単語は文化交流イベントなどで活用する。

 日中韓共通の価値観や文化に思いを寄せてもらう目的で始まり、今回で4回目。事務局は「互恵」「友好」「信頼」「理解」「包容」「促進」の六つの単語を候補に選定した。結果は26年1月1日に発表される。

 日中韓は昨年5月の首脳会談で、25年と26年を「文化交流年」とすることで合意。25年は「未来」が選ばれた。