誰と面会したのか。報道に臨む姿勢は。好きな飲食店は。在任期間が385日となった石破茂首相。毎日の行動を記録した「首相動静」を分析すると、第2次トランプ米政権との関税交渉に追われつつも、ラーメンなど好きなものへのこだわりを忘れなかった姿が浮かび上がった。報道番組に出演し、直接メッセージを伝えたいとの思いもうかがえる。
生成人工知能でプログラムを作成し、共同通信が配信した首相動静の記事内容を分析。
面会者として最も多く登場したのは、国家安全保障局長の岡野正敬氏。目立つのは赤沢亮正経済再生担当相だ。トランプ大統領が今年4月に高関税措置を打ち出すと、会う頻度は月7回程度から11回程度へと上昇。交渉が大詰めを迎えた9月には16回面会し、1日3回の時も。
「報道番組」への出演や収録回数は少なくとも34回。前任の岸田文雄氏、菅義偉氏、故安倍晋三氏(第2次政権)と比べ、突出している。
また自民党有志の「ラーメン文化振興議員連盟」で会長を務めているだけに、参院選前の街頭演説で新潟県などを訪れた際には有名店に足を運んだ。
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