2023年に茨城県の日立市役所前と東海村役場に車で突っ込んだとして、殺人未遂などの罪に問われた日立市の無職益子泰被告(55)は20日、水戸地裁(有賀貞博裁判長)の初公判で「人を殺傷しようと考えたことはない」と起訴内容を一部否認した。
検察側は冒頭陳述で、母親らへの不満が深刻だと周囲に思い知らせるとともに、核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)で1999年に起きた臨界事故で抱いた同村への不満を晴らすために突入を決意したと指摘。市役所前の広場に突入した際、柱などの障害物を避けて適切に運転していたとし「完全責任能力があった」と述べた。
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