JR東海の丹羽俊介社長は20日、静岡県の鈴木康友知事と県庁で面会し、リニア中央新幹線の工事に関し協議した。協議後、報道陣の取材に応じた両氏によると、工事によって大井川の水に影響が出た場合の補償に関する文書締結などについて、意見交換した。
丹羽氏は文書締結を巡り、改めて県に協力を依頼したと説明し「丁寧に対話を進めてまいりたい」と話した。鈴木氏は流域の首長らが示した懸念などを共有したと述べ「今後は国の関与も重要になる。最終的には国も交えて締結したい」とした。両氏とも締結に向けた具体的なスケジュールへの言及は避けた。
鈴木氏は8月、県内の大井川流域10市町の首長らと意見交換した。
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