【北京共同】中国共産党の重要会議、第20期中央委員会第4回総会(4中総会)が20日、北京で開幕する。2026~30年の中期経済目標、第15次5カ年計画を中心に討議する。23日まで4日間の日程。米中貿易摩擦や不動産不況で景気の下振れリスクが高まる中、習近平指導部が安定成長に道筋を付けられるかどうかが焦点だ。
世界第2の経済大国の中国は国内総生産(GDP)成長率鈍化のほか少子高齢化や環境問題といった課題が山積。4中総会で対応策を協議し、5カ年計画に反映する。
5年に1度の共産党大会を2年後に控え、幹部人事にも関心が集まる。国防省は17日、軍制服組トップの一人、何衛東・中央軍事委員会副主席ら党中央委員8人を含む軍高官9人が党籍剥奪の処分を受けたと発表。汚職が深刻化した軍の人事刷新を打ち出した。
4中総会の閉幕日に5カ年計画の基本方針をまとめたコミュニケが発表され、来年春に開かれる全国人民代表大会(全人代)に合わせて5カ年計画が公表される見通し。
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