男子ゴルフの日本オープン選手権最終日は19日、日光CC(7238ヤード、パー70)で最終ラウンドが行われ、27歳の片岡尚之(かたおかなおゆき)が68で回り、通算3アンダーで並んだ原敏之(はらさとし)とのプレーオフを制して国内メジャー初優勝を果たした。賞金4200万円と5年間のシード権、来年の米マスターズ・トーナメントと全英オープン選手権の出場権を得た。

 県勢は阿久津未来也(あくつみきや)(宇都宮市出身)松村道央(まつむらみちお)(佐野日大高出)はともに8オーバー35位だった。(出場67選手=アマ4、曇り、気温17・4度、東南東の風3・2メートル、観衆2415人)

阿久津、不調でも粘りのプレー

 2度目の優勝を目指し、地元開催の日本オープンに合わせて調整してきた阿久津未来也(あくつみきや)。35位に終わり「照準を合わせ切れなかった」と唇をかんだ。