旧日本軍による加害行為や戦後補償の問題を展示している長崎人権平和資料館(長崎市)の設立30年を記念する講演会が19日、市内であった。今夏刊行された「南京事件 新版」を著した都留文科大の笠原十九司名誉教授(中国近現代史)は「日本国民が加害戦争の実態を知らなければ、中国や韓国の人々は日本人を信用できない」と述べた。
多くの中国人が殺害された南京事件は中国にとって「日本の侵略の象徴的な事件」と指摘。日本側では実態があまり知られていないとして、歴史教育や若い世代同士の対話が重要だと強調した。
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