【ロンドン共同】英国で、中国のスパイだとされた英国人2人の起訴が9月に突如取り消され、労働党のスターマー政権の介入があったと野党保守党が追及を強めている。政権側は検察による判断だったとして否定しているが、経済関係を重視し中国に配慮したのではないかとの批判を呼んでいる。
逮捕・起訴されたのは元英議会調査員(30)と、中国に居住していた友人(33)。中国に対し英国の政治や政策に関する情報を提供したとして24年4月に起訴された。
検察は、中国が「英国の安全保障に脅威を与えている」ことを示す証拠が必要になったが、政府から協力が得られず公判を維持できなくなったとして起訴を取り消した。
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