富山市の住宅地でクマ1頭が目撃されたとして、市は17日、臨時会議を開き住民に注意を呼びかけた。市は16日、自治体の判断で銃猟を可能とする「緊急銃猟制度」に基づき発砲許可を出したが、クマは見つからず約40分後に解除した。環境省によると、許可は全国で4例目。
市によると、16日午前8時10分ごろ、同市小杉の民家敷地で住民がクマを目撃したとの連絡があった。捕獲態勢が整った午前10時10分ごろ、藤井裕久市長が緊急銃猟の実施を判断したが、発砲せず同50分ごろ解除した。
緊急銃猟制度を巡り、山形県の鶴岡市と米沢市も発砲許可を出したが制度に基づく発砲には至らなかった。
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