【ワシントン、モスクワ共同】トランプ米大統領は16日、ロシアのプーチン大統領とウクライナ情勢を巡り電話会談し、ハンガリーの首都ブダペストで対面会談することで合意した。時期は未定。交流サイト(SNS)で発表した。ロシア側によると、プーチン氏は米国が検討するウクライナへの巡航ミサイル「トマホーク」の供与に反対した。
トランプ氏は、首脳会談に向けて米ロ高官が「来週」協議すると述べた。ロシア側は両国の外相が近日中に話し合いを始めるとしている。開催地は未定。決裂して首脳会談が頓挫する可能性もある。
米側によると、電話会談は2時間以上に及んだ。トランプ氏は「生産的」だったと述べ、ロシアとウクライナの戦闘終結に向け「大きな進展があった」と主張した。米ロ首脳の対面会談が実現すれば、8月15日に米アラスカ州で開催して以来。トランプ氏は「恥ずべき戦争を終わらせることができるか確認する」とした。
ロシアのウシャコフ大統領補佐官によると、プーチン氏はトマホーク供与は戦況を変えず、米ロ関係やウクライナ情勢の解決に重大な損害を与えると警告した。
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