チェルシーの本拠地「スタンフォード・ブリッジ」の見学ツアーに参加した藤ノ川(左)と伯桜鵬=16日、ロンドン(共同)

 【ロンドン共同】大相撲のロンドン公演に参加している幕内の伯桜鵬と藤ノ川が16日、サッカーのイングランド・プレミアリーグ、チェルシーの本拠地「スタンフォード・ブリッジ」の見学ツアーに参加した。小学校時代はサッカーチームに所属していた伯桜鵬は「本物を間近で見られてうれしい」と喜んだ。

 両力士はピッチサイドや記者会見場、巨大なスタンドを見て回り、グッズショップでお土産を購入。伯桜鵬は選手の体をケアするロッカールームの設備の充実度に感心し「アスリートが力を出しやすい環境だなと感じた」と話した。

 甲山親方(元幕内大碇)の長男で20歳の藤ノ川はサッカー経験がないという。「今日からチェルシーのファンになった」と笑っていた。