市街地にクマが出没した際に自治体判断で銃猟を可能とする「緊急銃猟」について、環境省は16日、島根県益田市で行政担当者らを対象に研修会を開いた。同省担当者が制度を説明。住宅地付近でクマが目撃されたという想定の実地訓練で、手順を確認した。
訓練ではクマが市の施設の敷地内で見つかったとし、緊急銃猟の要件や現場での役割分担を整理。着ぐるみ姿のクマ役が現れると、弾丸の飛散を防ぐ斜面が背後にあることを確認した上で、高台にいる発砲役が模擬銃を構えた。
県猟友会の細田信男会長は「書面で見ていた手順が明らかになった」と安心した様子だった。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く