パリ五輪の女子400メートル自由形で金メダルを獲得したオーストラリアのアリアーン・ティトムス(中央)。右は米国のケイティ・レデッキー=2024年7月(共同)

 競泳で東京とパリの両五輪で金メダルを計4個獲得し、女子200メートル自由形の世界記録保持者で25歳のアリアーン・ティトムス(オーストラリア)が引退すると16日、インスタグラムで発表した。パリ五輪後に休養していた。投稿した映像で「これまでずっと自分の人生で大事だったことが今は水泳より少しだけ大事だと気づいた」と述べた。

 東京大会では200メートルと400メートルの自由形で優勝。パリではケイティ・レデッキー(米国)サマー・マッキントッシュ(カナダ)を抑えて400メートルを連覇し、800メートルリレーでも金メダルに輝いた。2023年には卵巣の良性腫瘍で手術を受けた。(共同)