【ロサンゼルス共同】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平が15日、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第3戦を翌日に控えて本拠地ロサンゼルスで記者会見し、プレーオフ8試合で5安打と不振が続く打撃について「打席のクオリティー(質)を高めていくこと」と復調への鍵を語った。
大谷は今季、初めて投打「二刀流」でポストシーズンに臨んでいる。打撃不振への影響について質問が相次いだが「あまり関係ないと体感では思っている」と繰り返した。会見の後には、ドジャースに移籍してから開幕後の期間では初めて屋外でフリー打撃を実施。普段は室内で行うため「異例」の姿をチームメートが見守る中、特大の本塁打を連発した。
先発登板する17日(日本時間18日)の第4戦に向けては「一番大事なのは先制点を与えないこと」と強調した。