京都大iPS細胞研究財団は15日、米国の実業家から250万ドル(日本円で約3億8千万円)の寄付を受け、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を活用したがん治療開発などの研究プロジェクトを新たに始めると発表した。
寄付は2025~27年度にかけ、米国の投資会社ブラックストーンの最高経営責任者(CEO)スティーブン・シュワルツマン氏から受ける。寄付をもとに、患者本人の細胞から作ったiPS細胞を活用し、小児がんの治療法の開発などを始める。
28年度以降もプロジェクトの進捗に応じて追加の寄付が予定されているといい、財団は早ければ28年度の臨床試験開始を目指す。
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