居酒屋で飲酒中、後輩職員らの前でセクハラに当たる言動をしたとして、福岡県警が50代の男性警視を戒告の懲戒処分にしていたことが15日、県警関係者への取材で分かった。警視は問題行為のあった当時、人身安全対策課長だった。処分は9月29日付。
関係者によると、セクハラ行為は5月16日夜、福岡市博多区の居酒屋であった。7月14日夜にも、後輩職員に対するセクハラ行為があったと確認された。
県警によると、警視は9月2日付で人身安全対策課長から生活安全部付に異動。更迭とみられる。人身安全対策課はストーカーやドメスティックバイオレンス(DV)などの事案を取り扱い、女性や子どもの安全を確保する役割を担っている。
県警監察官室は取材に対し「幹部職員による事案で、重く受け止めている。厳正に対処した」とコメントした。県警では9月にも、女性職員に対するセクハラ行為があったとして、刑事部長だった男性警視正が本部長注意処分となり、辞職した。
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