前橋市の小川晶市長が13日の市民集会で、市職員の既婚男性とラブホテルで面会した問題を受けた出処進退を巡り、出直し選挙を挙げていたことが15日分かった。主催した支援者がホームページに集会の詳細を掲載した。自らの辞職によるのか、市議会の不信任決議可決に伴うのかは明らかでないものの、出直し選を選択肢として念頭に置いているとみられる。
6日の定例記者会見で、小川氏は出処進退に関し「いろいろな選択肢がある」と述べるにとどめ、詳しい言及を避けた。13日の集会では、市長続投に意欲を示していた。
ホームページによると、任期4年を全うすべきだとの指摘に「出直し選にしろ任期満了後の選挙にしろ、どこかで審判を仰ぐ日が来る。それまで頑張って働く」と語った。参加者が責任の取り方として市長給与の減額を提案すると「しっかり検討したい」とも答えた。
集会は前橋市在住の計120人に限り、6回に分けて50分ずつ非公開で実施。小川氏が問題の経緯を説明後、質問や意見を受ける形で進行した。終了後、小川氏は記者団の取材に応じていない。
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