来年3月の任期満了に伴う石川県知事選を巡り、前金沢市長の山野之義氏(63)が立候補する意向を固めたことが分かった。16日に正式表明する。関係者が15日、明らかにした。知事選には1期目の現職馳浩氏(64)が出馬表明しており、前回選に続き、再び両氏が対決する。両氏はいずれも自民党系で、保守分裂の構図となる。
山野氏は金沢市議を経て2010年の市長選で初当選。22年の前回知事選出馬に伴い辞職した。
前回選は、馳、山野両氏に加え、参院議員を辞職して出馬した山田修路氏(71)の自民系が3分裂する異例の保守激戦となった。