【ナイロビ共同】アフリカの島国マダガスカルの軍幹部は14日、「軍が権力を掌握した」と宣言した。ラジョエリナ大統領は国外に脱出したとみられており、AP通信はクーデターが起きたと報じた。軍幹部は記者団に対し、民政への「最大2年の移行期間を設け、新憲法制定や選挙を実施する」と主張した。
マダガスカルでは9月下旬、慢性的な停電や断水に反発する若者主導のデモが発生。軍の一部が同調し、ラジョエリナ氏との間で権力争いが起きていた。ラジョエリナ氏は旧宗主国フランスの軍の支援で12日に出国したとされる。13日のオンライン演説で「命を守るため安全な場所に移った」と説明した。
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