厚生労働省が14日公表した2025年の賃金引き上げ実態調査では、定期昇給やベースアップによる1人当たりの改定額が昨年より1640円高い平均月額1万3601円だった。賃上げ率は4・4%。いずれも4年連続で上昇し、比較可能な1999年以降の最高を更新した。物価高騰を考慮した実質賃金は低迷し、家計が苦しい状況は続いている。
調査は今年7~8月、従業員100人以上の民間企業を対象に行い、1847社が回答した。
賃上げを実施、または予定している企業の割合は0・3ポイント増の91・5%だった。
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