立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の3党幹事長が14日、国会内で会談した。立民は石破茂首相の後任を選ぶ首相指名選挙に関し、国民の玉木雄一郎代表への一本化も視野に連携を呼びかける見込み。玉木氏は安全保障やエネルギー政策の一致を要求し、慎重な姿勢を示した。一方、自民党は国民に首相指名選挙での協力を要請し与野党の駆け引きが激しくなった。自民は立民に臨時国会を21日召集とする方針を伝えた。首相指名選挙の日程は決まっていない。
首相指名選挙を巡っては、公明党の連立離脱に伴い、立民、維新、国民の衆院会派が一本化すれば計210議席となり、自民会派の196を上回る。政権交代が起こり得る情勢で、立民の野田佳彦代表は国民、維新との3党首会談を求めている。立民は首相指名選挙の対応を野田氏に一任した。
玉木氏は記者会見で、立民が安全保障関連法に憲法違反の部分があると主張しているとして「立民に現実的な安保政策に転換するよう求めたい」と強調。野田氏との会談は、幹事長会談で調整がつけば応じるとした。
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