小林製薬の紅こうじサプリメントによる健康被害を巡り、大株主の香港系投資ファンド「オアシス・マネジメント」が創業家出身の小林章浩元社長ら当時の経営陣に対し、被害公表の遅れで企業の社会的信用を失墜させたとして約135億円の損害を同社に賠償するよう求めた株主代表訴訟の第1回口頭弁論が14日、大阪地裁(谷口哲也裁判長)で開かれた。
弁論で旧経営陣側は「いまだにサプリが原因の死亡者は確認されておらず、真実をベースに責任を判断してほしい」として請求棄却を求めた。
大阪市の疫学調査では、少なくとも約2700人の健康被害が認められた。
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