アサヒグループホールディングスは14日、サイバー攻撃によって「個人情報が流出した可能性がある」と明らかにした。11月12日に予定していた2025年1~9月期連結決算の公表を延期することも発表。出荷遅れに加え、影響が多方面に広がっている。
アサヒは流出した恐れのある情報について調査中としており、内容や件数について明らかにしていない。情報漏えいを確認した場合は、速やかに対象者に連絡し、法令にのっとった措置を講じると述べた。これまでに「Qilin」と名乗るハッカー集団がインターネット上に犯行声明を掲載し、内部文書や社員の個人情報とする画像を公開している。
決算延期は、システム障害によって経理関連のデータにアクセスできず作業が遅れていることが理由だとしている。新たな日時は未定としており、システム障害による業績への影響も「精査中」と説明した。
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