「被告人を死刑に処する」。長野県中野市で住民と警察官計4人を殺害した罪に問われ、これまでの公判で「黙秘します」と繰り返した青木政憲被告(34)。14日の長野地裁では、裁判長が約30分に及ぶ判決理由の朗読後に極刑を告げたが、動じる様子はなく、証言台の前で立ったまま聞いていた。
午後1時半ごろ、グレーの上着と薄緑のズボン、マスクを着用し、サンダルで法廷に入った被告。証言台の前にある椅子に移り、判決理由が読み上げられる間、時々下を向いたり、爪をいじったりしていた。判決言い渡しの直前、裁判長に促されるとゆっくり立ち上がった。
被告は14日の判決公判では何も語らず、法廷を後にした。
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