大型エンジンを製造するヤンマーパワーソリューション(兵庫県尼崎市)は14日、2030年度に大型のエンジン出荷台数を、25年度と比べて2割増産し9900台とする計画を明らかにした。需要が高まっているデータセンター向け非常用発電機エンジンや、外航船向けメタノールエンジンなどを増やす。
尼崎市の工場で、非常用発電機エンジンを公開した。25年度中に製造ラインを構築する。年間生産能力は500台で、発電機を手がける関連会社に供給する。メタノールエンジンは2機種を開発中で、26年度から順次投入する予定だ。
広瀬勝社長は「船舶用だけでなく陸上用の拡大も図り、持続可能な成長を目指す」と話した。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く