【ロンドン共同】34年ぶりに開催の大相撲ロンドン公演は15日に始まる。海外での興行は2013年のジャカルタ以来で、外国から招かれて行う海外公演は20年ぶり。この間は不祥事による人気低迷や新型コロナウイルス禍など苦境もあった。
13日に取材対応した日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「ちょんまげや着物など日本の伝統文化を守り、世界の人に知ってもらうのが役目。非常に感慨深い」と実感を込めた。
ロンドン公演は00年代以降、実現しそうでしなかった。09年は世界的な金融危機の影響で中止。会場のロイヤル・アルバート・ホール開館150周年の21年はコロナ禍と重なり、相撲協会の財団法人設立100周年の今年に開催へこぎ着けた。
ロンドン市内には大の里、豊昇龍の両横綱の広告が目立ち始め、機運が高まってきた。前回の1991年に横綱として参加した八角理事長は「本当の相撲はこういうものだと見せたい」と述べた。
今回は1日約5400人の観客を収容し、チケットはほぼ完売だという。
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