秋田県の鈴木健太知事は14日の定例記者会見で、県内で相次ぐクマ被害について「危機的かつ緊急事態だ。駆除が一番の任務であり、何とか被害を軽減しなければならない」と述べ、箱わな増設などの対策を強化する方針を明らかにした。
県によると、県内ではクマによる人的被害が今月6日から7日連続で発生。今年4月以降、32人が襲われて負傷し、うち1人が死亡。集落や市街地などの生活圏にも出没し、12日時点の目撃件数は5400件を超えた。
2025年度は千頭を超えるクマを駆除しているが、鈴木氏は「市町村や猟友会のマンパワーは限界。これ以上どんどん駆除するのは難しい」と説明した。
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