川崎市の東急田園都市線梶が谷駅で5日に起きた列車同士の衝突脱線事故で、駅の信号システムに設定ミスがあったことを受け、国土交通省は14日までに、全国の鉄道事業者に同様のミスがないか緊急点検するよう指示した。10日付で1カ月後をめどに結果報告を求めている。
事故では、速度超過した回送列車が引き込み線で停車。車体の一部が本線側にはみ出して進入してきた普通列車と衝突、回送列車の2軸が脱線した。信号の設定が誤っており、普通列車が停車するべき状況だったのに、車内の計器には青信号が表示されていた。
東急電鉄によると、事故後の調査で、新横浜と二子玉川の2駅でも同様の設定ミスが見つかった。
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