小泉進次郎農相は14日の閣議後記者会見で、全国農業協同組合中央会(JA全中)が求める政府備蓄米の買い戻しについて、まだ実施を判断するのは「早計ではないか。マーケット全体で(今年の)収穫量を受け止めていただく時期が必要だ」と述べた。2025年産米の生産量は前年比68万5千トン増となる見通しで、需給の緩和が見込まれるが、当面は価格動向を見極めるとした。
備蓄米の在庫は100万トンが適正水準とされるが、コメ価格高騰を受けたこれまでの放出で約30万トンまで減る。このためJA全中の山野徹会長は「機動的な買い戻し」を求めている。
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