米プロバスケットボールNBAは今季、米IT大手アマゾン・コムのクラウドサービス「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」と共同で、ファンが試合、チーム、選手をより深く理解できるよう人工知能(AI)を活用したデータを中継などで提供していく。
速い展開が魅力のバスケットボールでは必ずしも既存の記録では示せないプレーもあり、コート上で何が起きているのかを把握するのが難しい側面がある。機械学習とAIを使い、選手の体の動きを29の部位から解析する追跡データをゲームの理解に役立てるという。
AWSジャパンの山口賢人氏は6日の記者発表で目玉となる指標を紹介した。攻撃側の選手がいかに守備側の選手を引きつけているかを表す「グラビティー(引力)」ではコート上で相手に与える影響力を数値化。過去データも組み合わせて中継画面に表現されるという。「ショット・ディフィカルティー(シュートの難しさ)」では予想されるシュート確率も割り出し、体勢や足の運びなどでさらに予想数値が上がる様子も表示できるという。
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