共産党の仁比聡平参院議員は13日、佐賀県警科学捜査研究所(科捜研)元職員によるDNA型鑑定不正に関し、参院法務委員会で追及する可能性に言及した。佐賀市で県弁護士会から意見聴取した後、記者団に「議事録が残る法務委で質問することもあり得る。まずは警察庁に必要な資料を提出させたい」と語った。
意見聴取は約1時間半実施。県弁護士会の出口聡一郎会長らは、県警から事件の当事者に情報提供がないことや、鑑定資料が処分され再鑑定できなかった不正鑑定があることなどを説明した。
県弁護士会はこれまで、第三者機関による検証を要求。DNA型鑑定や科学的証拠の取り扱いに関する法制化も求めていた。
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