イタリア館の式典に参加した(左から)宮原知子さん、カロリナ・コストナーさん=13日午前、大阪市此花区の夢洲

 大阪・関西万博のイタリア館で13日、閉館式典が開かれた。フィギュアスケートで五輪女子銅メダリストのカロリナ・コストナーさんや元五輪代表の宮原知子さんらが参加、同館に展示されていた2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪・パラリンピックの聖火リレーに使われるトーチ2本が返還された。

 聖火リレーでランナーを務めるコストナーさんは万博について「感動でいっぱい。日本の皆さんのことを長く記憶する」と話した。宮原さんはスポーツの力を問われ「年齢や言葉や文化の垣根を越え、人々がつながるチャンスを与えてくれるもの」と語った。

 パビリオン前には1日限定で特設スケートリンクが登場した。