【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザの停戦を巡り、イスラム組織ハマスは13日、生存する人質20人のうち第1陣の7人を解放した。イスラエル軍が発表した。両者は米政権のガザ和平計画の「第1段階」に合意。2年余りの戦闘で6万7千人以上が死亡したガザの和平実現に向け、前進した。トランプ米大統領は12日「戦闘は終わった」と明言。13日、イスラエル国会で演説し、米国による合意を誇示する。エジプトでガザ和平を巡る首脳会合も開催する。
7人はガザで赤十字国際委員会(ICRC)に引き渡された後、イスラエル軍が自国領内に移送した。生存する残りの人質13人も13日中に解放される見込み。停戦発効時の人質は48人で、拘束中に死亡した人質の遺体も返還される予定だが、遅れる可能性がある。
トランプ氏は12日、中東に向かう大統領専用機内で、停戦は維持されると強調した。13日、イスラエルに到着した。国会演説に先立ち人質家族と面会。エジプト東部シャルムエルシェイクに移動して13日、首脳会合を開き、米主導の計画への支持を求める。
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