閉幕日、ミャクミャクをイメージしたファッションで「ありがとう」などのメッセージを掲げる来場者=13日午前、大阪市此花区の夢洲

 閉幕日、開場前に東ゲートに並ぶ大勢の人たち=13日午前、大阪市此花区の夢洲

 閉幕日、ミャクミャクをイメージしたファッションで「ありがとう」などのメッセージを掲げる来場者=13日午前、大阪市此花区の夢洲  閉幕日、開場前に東ゲートに並ぶ大勢の人たち=13日午前、大阪市此花区の夢洲

 大阪・関西万博は13日、閉幕日を迎えた。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、184日間の会期で2500万人超が人工島・夢洲(大阪市)の会場を訪れた。158カ国・地域や国内企業が参加し、独自文化や未来を先取りした最先端技術を披露。持続可能な社会の実現に向け、各国の英知を次世代に継承できるかどうかが問われる。

 13日朝、開場前の東ゲート周辺は、入場を待つ人でごった返した。環状につながる大屋根リングの上では海外パビリオンのスタッフらが手をつなぎ、別れを惜しんだ。午後には閉会式を開催。秋篠宮ご夫妻が出席されるほか、石破茂首相が参加する。午後10時に閉幕する。

 一般来場者数は12日時点の累計で2529万人(速報値)。2005年愛知万博の2205万人は上回ったが、日本国際博覧会協会(万博協会)が想定していた2820万人には届かなかった。入場券の販売枚数は2207万枚に上り、運営費収支は230億~280億円の黒字見込みとなった。