大津市で12日、約400年の歴史があり、国の重要無形民俗文化財に指定されている天孫神社の「大津祭」が行われた。豪華な幕で彩られた13基の曳山が、優雅なおはやしを響かせながら巡行し、約13万5千人(主催者発表)の見物客でにぎわった。
13基のうち、丸屋町地区の曳山は国の補助で2年かけて幕を新調。滋賀県甲賀市の無職久野晶史さん(76)は「長くあるというだけで値打ちがある」と次世代へつなぐ大切さをかみしめた。
曳山には故事などをモチーフにしたからくりが飾られ、精巧な動きを見せると拍手が湧いた。東京都の八木沢幸子さん(71)は「桃がパカッと開くと子どもが生まれて、面白かった」と話した。
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