米マイクロソフトがパソコンなどの情報端末向け基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」の技術サポートを14日で終える。端末のセキュリティーを高めるための更新作業がなくなり、コンピューターウイルス感染や不正アクセスのリスクが高まる。政府系機関やメーカーなどはウィンドウズ11など後継OSへの早めの移行や端末の買い替えを促している。
「終了する前に早めの準備を!」。今月上旬、東京都千代田区のビックカメラ有楽町店ではカウントダウンの看板を設置して、来店客への呼びかけを強化していた。移行のタイミングを商機と見て、担当者は「お客さまの相談にしっかりと乗りたい」と話す。
ウィンドウズ10向けのソフトウエアや周辺機器を提供するメーカーも、自社製品のサポートを終える可能性がある。独立行政法人・情報処理推進機構(IPA)の中島尚樹さんは「サポートが継続しているOSへの移行が対策となる」と指摘する。
後継OSに対応していないパソコンなどの場合は、端末買い替えが必要になる。
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