日本原水爆被害者団体協議会(被団協)へのノーベル平和賞授与発表から1年となる11日、核兵器廃絶や非戦を訴え、被爆体験の継承を考えるイベントが東京・有楽町で開かれた。事務局長の浜住治郎さん(79)は、被団協の運動の柱である核廃絶と国家補償の実現に関して「まだ道半ばだ。どう進めていけるか皆さんと考えたい」と呼びかけた。
浜住さんは平和賞受賞について「喜びと感動が続いている」と振り返った。講演では、原爆投下後、1954年に米国による水爆実験で日本漁船員らが被ばくした「ビキニ事件」を経て反核運動が全国に広がり、被団協結成に至った経緯を説明した。
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