鹿児島県大崎町で1979年に男性の遺体が見つかった「大崎事件」で、殺人罪などで服役した原口アヤ子さん(98)の第5次再審請求に向け、弁護団や支援者らが11日、同県志布志市で集会を開いた。原口さんの長女の西京子さんは「母が元気なうちに『みんなに(無実が)分かってもらえたね』と言ってあげたい」と涙ながらに支援を訴えた。
集会前には弁護団らが鹿児島県内の介護施設に入所する原口さんと面会。面会後、鴨志田祐美弁護士は記者団に「人生の大部分で無実を訴え続けている。あまりにも残酷だ」と強調。近く、会議を開いて再審請求の具体的な日程を決める方針を明らかにした。
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