世界の電源構成に占める再生可能エネルギーの割合が、2025年上半期(1~6月)に初めて石炭を上回ったとする報告書を英シンクタンクのエンバーが11日までに公表した。地域差はあるものの、太陽光と風力の発電量が、電力需要の増加に追いつきつつあると分析。地球温暖化対策を進めて脱炭素社会を目指す上で「転換期を迎えている」と指摘している。
世界の電力需要の約9割を占める88カ国を対象に調査。電源構成に占める水力やバイオマスなども含めた再エネの割合は34・3%となり、石炭の33・1%を上回った。
化石燃料による発電は中国とインドで減少した一方、米国と欧州連合(EU)では増加した。
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