日銀が10日発表した9月の生活意識アンケートによると、1年後の物価が現在と比べ「上がる」と回答した人の割合は88・0%となった。リーマン・ショック直前の2008年6月調査以来の高水準。食料品など長引く物価高を背景に、インフレが長期化すると見通す消費者が増えていることが明らかになった。
日銀は金融政策を決める際の判断材料として、個人のインフレ予想を重視している。「上がる」と回答した人のうち「かなり上がる」が32・1%、「少し上がる」が55・9%だった。5年後については「かなり上がる」が48・6%、「少し上がる」が36・2%で計84・8%となった。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く