【台北共同】台湾の頼清徳総統は10日、「中華民国建国114年」を記念する双十節(建国記念日)祝賀式典で演説した。中国が頼政権を独立派と見なし軍事的圧力を強める中、「平和は実力によって実現されなければならない」と述べ、防衛力を強化すると訴えた。民主進歩党(民進党)が少数与党で内政の混乱も続いており、台湾内部の団結へ向けどのような考えを示すのかも焦点だ。
中台関係を巡り頼氏はこれまで、中台を不可分の領土とする「一つの中国」原則を認めない立場を重ねて強調。中国とは対等の原則の下で、対話と交流を進めたいとの意向を表明している。
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