10日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。前日終値からの下げ幅は一時500円を超えた。前日の米国株下落を嫌気した売り注文が優勢だった。平均株価は前日に最高値を更新しており、相場の過熱感から利益を確定する売りが出やすかった。
午前終値は前日終値比492円69銭安の4万8087円75銭。東証株価指数(TOPIX)は55・67ポイント安の3202・10。
前日の米国市場では、予算切れによる米政府機関の一部閉鎖に伴う影響懸念から、ダウ工業株30種平均など主要な株価指数がそろって下落した。この流れが波及した東京市場でも朝方から幅広い銘柄が値を下げた。