JR東日本によると、10日午後1時、上下線の一部区間で運転を見合わせていた東北新幹線は運転を再開した。運転見合わせの原因となった架線の付着物はナイロン製の農業用網ネット(縦約10メートル、横約3メートル)だった。
午前11時16分ごろ、埼玉県久喜市の小山ー大宮駅間上り線の架線に付着物が見つかったため、下り線の大宮-仙台駅間、上り線の盛岡-大宮駅間で運転を見合わせ、午後0時20分から付着物の撤去作業を行っていた。
東北、山形、秋田新幹線の上下計2本が運休、上下計26本が最大1時間36分遅れ、約1万6千人に影響した。