薄毛治療の「AGAスキンクリニック」や美容医療の「東京美容外科」などを全国で展開している「麻生美容クリニックグループ」が、大阪国税局の税務調査を受け、2023年までの約5年間で計約62億円の申告漏れを指摘されたことが10日、関係者への取材で分かった。
関係者によると、基幹法人から医療機器などを卸す際の仕入れ価格を通常よりも過大に計上していたと認定された。うち約3億円は悪質な仮装隠蔽を伴う所得隠しと指摘された。大阪国税局は過少申告加算税や重加算税も含め、約12億円を追徴課税したとみられる。
グループのホームページによると、美容整形外科など全国に100以上展開している。
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